[1+1=3 2‐1=0.5]
――喧嘩別れは損!
さて、移って一緒になってみますと、事務所にすごいボリューム感がでました。スタッフや幹部から、「随分大きくなりましたね」と言われるぐらい、実際の人数以上に大きく見えるんですね。ビジュアルに見せることの大事さを、ここで、学びました。
私見ですが、ビジネスには、1+1=3 2‐1=0.5の法則が働くような気がします。つまり、合併は、実際以上に大きくなる、逆に分裂は、実際以下に小さくなる。
私が後継者に引き継ぐコトバとしては「絶対、分裂するな、両方損する」こんな言葉かなと思っています。
余談ですが、政党は、よく分裂します。「志の同じ人で集まって、純化路線のため、袂を分かつ」といって、離脱、分裂をしますよね。でも、その後、又分裂を繰り返し、小さくなります。
私は学生時代、学生運動を垣間見てきました。その経験で言いますと、セクトが分裂して、純化路線を取ります。でも、小さくなると又、まとまらなくて分裂を繰り返します。
人間とはそんなもんですよね。ですから、中で喧嘩しても絶対別れたら損だ、これは私の意見です。あくまでも私見です。当たっているかどうかはわかりません。
ちなみに、事務所を統合した効果が数字に表れました。リーマンショック前の景気回復期にぶつかったせいもあり、統合効果が表れて、売り上げは大分伸びました。
カテゴリー: 第三ステージ 税理士法人の一〇年